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社会人の意識 道徳心 多くの人は、社会を担う人としての道徳心を持った意識がある。子供の手本となるような大人としての心構え、優先付けをして大切なものを守るといった考えがある。通常状態だけでなく、個や団体のリスクも考え、人間社会の構成に貢献する。 社会性のある人とは、自らの利益や損得のみを考えるのではなく、社会に必要なことを考え、身の回りの人や他人に対して価値を提供し、積極的に奉仕する意識を持ち合わせている。 豊かさ 心に豊かさを持っている人。核となる気持ちの周辺には余白を持ち、周囲の人に対して弾力性のある対応を可能とする。ポジティブな意識を持ち、ワクワクするような考えを持った人生を送っている。 しっかりとした考えがあるが、決して周りの人に押し付けることなく、謙虚で向上心を持ち合わせている。他人を幸せにし、人生を豊かにする。 創造性 右脳を活発化し、創造性を持ち合わせている人。定性的な考えや意見を持ち、新たな社会形成に向けたイノベーションを生み出す。変化への対応や自ら変化を仕掛けていくこともあり、小さい単位から世界全体に影響を与えるような、新しいものを創り出す考えを持ち合わせている。 同調 言葉で伝え合うだけでなく、腹での会話ができるような相互理解力を持ち合わせている。阿吽の呼吸が可能な関係を築くことが多く、お互いの意見に対して納得感を覚える。「そーそー」という感覚で相手の意見に同調し、意識に参画していく。 表面的言葉だけでなく、その裏にある無意識な部分が通じ合うことができ、一瞬にしてお互いの考えを理解し合える。 建前 社会に生きるものとして、本音と建前を使い分けることは多くある。社会生活をする上で本音を出さないことは多々あり、会社内でも上司に従うといったように、本音では従属意識がなくても、建前で付き合うことがある。 マスコミをはじめとするメディアの影響を受け、世の中の風評や評判を気にするため、良い子ちゃんを演じることが多い。 プロセスを大切にする人がいる一方で、結果での評価がまだまだ多いため、結果重視の考えが多く存在する。 定量的 社会生活においては数値での判断がとても多く、社会全体として定量的な指標が蔓延している。数値目標に始まり、途中行程や結果に至るまで常に数字を大切にする。 定量化によって、分かった感じになり騙される人も多い。左脳的な考えが強く、本来定量化できないことも数値化して、納得感を得ることがある。
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「…りぽん!えりぽん!大丈夫?」 誰かに名前を呼ばれ、衣梨奈はゆっくりと目を開いた。真っ白になっていた視界が少しずつはっきりとしてくる。 まず視界に入って来たのは心配そうに覗き込んでいる聖の顔だった。 「モニター見てたらガンッ!って大きな音がして振り返ったらえりぽんがメイク台に突っ伏して寝てるんだもん。思い切りおでこぶつけたみたいだけど大丈夫?」 聖はくすっと笑って「ほら、少し赤くなってる」と衣梨奈の額を撫でた。 「いったぁ…」 額をさすりながら衣梨奈は考えた。 あれ?今何しようとしてたんだっけ?モニターって? 部屋の中を見回してモニターを見つけると、ステージで『春 ビューティフルエブリディ』を歌う亀井絵里の姿が目に飛び込んできた。 絵里の歌声と会場の歓声を聴いて、一瞬で自分が置かれていた状況を思い出す。 そうだ、今は勝ち抜きバトルの最中で、これから衣梨奈の出番で…。でも、なんかおかしいな。 「え?亀井さん?」 自分は絵里と心が入れ替わっていたはず。でも絵里の姿がステージにあってそれを自分がここで見ているということは…。 慌てて鏡を振り返ると、そこに映っていたのは生田衣梨奈の姿だった。 「嘘ー?!」 思わず大きな声が出てしまった。 聖は「本当に嘘みたいだよね。こうして亀井さんとまた同じステージに立てるなんて」などとうっとりとしているが、衣梨奈はそれどころではない。 元に戻ってる。でもいつ? 衣梨奈は意識を失う前のことを必死に思い出した。 まことさんに名前をアナウンスされてステージに出ようと袖から歩き出して…。そう、その時に急に目の前が真っ白になったんだ。 この時に絵里と衣梨奈の心が元に戻ったとしたら、絵里は気が付いたらいきなりステージ上にいたことになる。 亀井さん、大丈夫かな。そんな衣梨奈の心配をよそに、絵里は1曲目を何事もなく歌い終えた。 さすが亀井さん。でも、里保と勝負したかったな。衣梨奈がそう思った時だった。 視界が真っ白になり、衣梨奈は一瞬意識を失った。 次の瞬間、衣梨奈はステージで観客の声援を一身に受けていた。
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神心会本部五階。 自分のために用意された一室で愚地克己は思い悩んでいた。 「親父に勝てる気が一向にしねぇ…」 このことである。 体格 俺 > 独歩 スピード 俺 > 独歩 パワー 俺 > 独歩 スタミナ 俺 > 独歩 技術 俺 > 独歩 顔 俺 > 独歩 経験 俺 < 独歩 「なぜ勝てる気がしないんだろう?」 経験以外の総てで俺が上回っているはずだ。 父とはいえ、武道家たる者、それは 「納得するわけにはいかねぇ」 というわけだ。 確かに経験の差は大きい。だがそれを補って余りあるものを克己は持っているはずである。 それに経験があると言っても最終的にはそれは技術や戦術として現れ、空手として外に出てくるのだ。 勝てない理由がない。 「敢て言うならオリジナリティか…」 基本しか知らずに戦いの中で愚地流を、そして神心会空手へと技術を作り上げてきた独歩と、既に存在した空手を完成した(つもりだった)克己。 その差が出ているのだろうか? そういえば俺のオリジナルの音速拳と親父の菩薩の拳。 理屈では音速拳の方が速いはずなのに、作中で決まるのは、いつも菩薩の拳の方だ。 「どうすればいいっていうんだよ」 窓辺に立ち、カーテンを開け夕焼けを眺めた。 「俺はこんなにも無力だったのか」 ジワリとこみ上げてくる思いに胸を焦がした。 その克己の目の端に一つの光景が飛び込んできた。克己の両目とも2.0の視力が、ビルの狭間で一羽の鳥がトンボを鮮やかに捕らえるのを見た。 初めはどうということはなかった。 「トンボか、んん?やごは何処で育ったんだ?この大都心で?」 少ししてポンと手を打った。 「ああ、ああ、空きビルかぁ。バブルのなごりがまだ残ってやがるのか、おいこら日本経済?あぁ?きにくわねぇな畜生め?」 ストレスにさらされている人間の独り言は極めて不可解である。 よってあまり気にしてはならない。 しかし、その瞬間、日曜の朝八時に見ていたテレビドラマが克己の脳裏にフラッシュバックした。 準主人公の青年が一般庶民に敗れ、悟りを開く場面である。 「これだぁァァ!!!」 大声を出し、手を打った。 今度は「ポン」なんて生易しいものではない。 下段突きで目に入ったソファを切り裂きガラスを割り、床板を貫いた。 割れたガラスは病院から復帰したばかりの末堂の頭頂部に刺さり、病院へ逆戻りさせる破目に陥れたが、それはあまり関係ないので置いておこう。 「ITE」それは末堂の最期の言葉だったのだろうか(シグルイ風に) ちなみにこれらは手を打ってから、血中アドレナリン濃度が最高値を記録し、平常値の115%まで下がるまでの一瞬(とはいえない)の出来事だった。 大声で叫び廊下に飛び出し、興奮に任せしゃべり続ける。 よしよしよしよしよしよしよーし、いい子だ。 「これならなんとかなりそうだぞ。」 途中三人の門弟とすれ違ったが、お互い見向きもしない。 というか眼を合わせるのが怖い。 「やべぇよ、俺の兄貴のダチがラリでちょうどあんな感じだったぜ」 金髪に髭の(イメージカラー黄色っぽい)の太った少年がいう。 「まぁ、そういうなって、横田、街中でリルボム使う赤の戦士よりは無害だって」 イメージカラー青といった感じのつんつん頭の青年が返す。 さて克己は道場に駆け込み、門弟に何事かを頼み、二三の試しを行うや否や独歩の部屋に駆け込んだ。 「親父ぃぃ~、今日こそ決着つけようぜぇ」 独歩の隻眼がギロリと克己を睨みあげ、克己は一瞬ひるむが、即座に睨み返す。 二人の間に見えない火花が飛び散り、間にあった机の真ん中に焦げ跡がついた。 ちなみにこの机、松尾松山とおそろいで買った上等なマホガニー製である。 要するにお気に入りの一品だ。 独歩の心に涙が流れた。机も悲しいが、自分の教育に自信がなくなってきたのだ。 「いつからこんな子になっちまったんだろうなぁ…夏江」 この前まで 「お父さん、やっぱりあなたは才能がない」 とか誇らしげに言ってくれる、優しくて折り目正しい、まっすぐな空手をするいい子だったのに。 やはり呼び方ってのは 親父ぃぃぃ、ふしゅる <<(越えてはいけない壁) <父さん<< (越えられない壁)<<お父さん<父上 <(超えて欲しい壁)< おとうさま♪ だろうがよ、やっぱりよ。 呼び方だけならまだ良いのだ。今の克己の空手は邪道に堕ちている。 「いっちょもんでやらねぇといけねぇな」 いやいやながら椅子から立ち、顎をしゃくって道場へ促す。 「いこうや」 二人で誰もいない道場に降りていく。 使い古した空手着に帯をギュッと締め、二人同時に畳の中央に立った。 「稽古をつけてもらうのも久しぶりだな、親父」 意気揚々と殺気を叩きつける息子。 「ふん、最近の若いのはこらえ性がなくていけねぇな」 笑いながらもうんざりとした様子の独歩。 ふん、俺が上回っているリストに 殺気 俺 > 独歩 を加えなきゃならねぇな と克己は内心息巻いた。 二人が向かいあって構えると、三メートルほどの空間に空気(加えてけだるさ)が凝縮していく。 独歩の右中段正拳が襲い掛かかる。 克己に当てるには速度も威力も篭もらぬ拳。 「遅い、かすりもせぬわ、かすりも・・・」 しかし、かわしたはずの独歩の拳は克己の肩を打ち抜いた。 「くっ」 吹き飛ばされ、片膝をついて立ち上がった。 これが稽古試合ならば既に技有りである。 「克己よ、おめぇ弱くなっとりゃせんか?」 独歩が諭すように言う。遠まわしに言っているのだ。 "昔の克己ちゃんに戻ってくれ、プリーズ。"(意訳) 拳鬼(おに)は(心の中で)無念の涙を流した。 「まだまだァ、クァ、オラァ」 立ち上がり突進する克己。 上段、下段、対角線のコンビネーションで独歩の正中線をこじ開け、四連突きへと繋ごうという腹だ。 上段 ― 回しうけの右手で裁かれる。 下段 ― 回しうけの左。 打ち下ろしの右 ― 返ってきた右 左のローキック ― 下段受け 開いた!正中線ッッ! 正中線へ最高のタイミングで四連突き始まりの右の正拳。 だが、その瞬間克己の顔と腹を衝撃が襲い、右拳は空を切った。 大きく踏み込んだ独歩の双掌打、そしてがら空きの右顔面へ更に一歩踏み込んだ横突き。 一瞬意識が体からはみ出し、再び畳の上を転がる。 ぎりぎりで威力をそらしたが、このダメージ。 まるで大人と子供である。親父と息子の差はそれほど大きかった。 「併せて一本だな、しめぇだ、けぇるぜ」 ふぅとため息をついて背を向ける父親。 だから昔のおめぇに戻ってくれ克己。 何を言っているんだ、まだ俺は何も見せてねぇぞ―――待てよ親父 「何いってやがる、親父、俺はまだ立ってるぜ」 鼻血にまみれ、右頬から血をにじませ、眼ににじんだ涙に視界を遮られながら立ち上がり、独歩を睨みつける。 「ほう」 独歩の顔に嘲りと、嬉しさを秘めた笑みが浮かぶ。 「俺と組み手してるときによ…」 ぼそぼそと克己がつぶやく。 「背中向けてんじゃねぇぇ」 振り返り様の独歩に渾身の胴廻し回転蹴り。 一歩身を引いてかわした独歩に、被せるように大振りの左。 右受けから鉄槌で迎え撃つ。 それを大きくしゃがみこみながら、左脇下へ逃れる。 同時に右フック。 不十分ながらもロシアンフック気味に入ったそれは独歩の顎を十分に下げた。 その顎先を、最高にバネを聞かせられる姿勢から放たれる渾身の左拳が打ち抜く。 本来空手にはない拳 「アッパーカット」 豪快さとは裏腹に、三日月のような美しい弧を描いて立ちあがる左腕。 独歩の体は、浮き上がり、畳を転がった。 「はぁはぁ」 肩で息をしながら、倒れた独歩を見下ろす。 「一本だぜ、親父」 たれてきた鼻血をぬぐう。 「くっくっく」 不意に独歩が笑う。 「ハァッハッハ」 克己は驚愕に眼を見開く、効いていないのか? 「効いた、今のは効いたぜぇ、頭の先から足の先までジーンと痺れた」 克己に眼を向ける。 「まぁだ、眼の前がドロドロしてらぁ、クックック」 糸が切れたかのように笑う独歩を見て克己は恐怖に駆られた。 これが俺と親父の差なのか。 「だがまだ寝れねぇぜ、克己よ」 おめぇが空手に戻ってこねぇからよ 「よっこらせ」 独歩はゆっくりと立ち上がり、大きく右の拳を振り上げながら、またゆっくりと克己に近づいていく。 「いくぜ、克己」 やはりこれまで範馬星人と戦ってきた親父と、地球の生き物としか戦っていない自分の間には大きな差があるのか。 俺は空手のエリートだが戦いのエリートではないのか。 ここはやはり、さっき閃いたあの技しかない。 一介のショ・ミィーンですらエリートを破るあの技。 独歩が無造作に振り上げた拳に対し、鶴の構えを取る克己。 「克己、おめぇ…」 「言うな親父」 まるでスローモーションのように近づいてくる独歩の拳。 確かに拳は触れるべからざる凶器だ。 だが、腕は? 鶴の構えにより、攻撃部位を正面に限定、独歩の腕を白刃取りし、横に逸らす。 その後開いた横面に一撃。するはずだった。 手首捕まれてなお独歩の拳は力強く克己の両腕を押しのけ、克己の左頬に突き刺さった。 崩れるように倒れる克己。 体と頭の連結が断たれ、脳震盪も起している。 「ダメなのか」 立ち続けようという努力もむなしく、克己は畳の上に横たわった。 しばらくして、眼を覚ました克己の横には独歩がいた。 「―――克己」 独歩が僅かに微笑みながら言う。 「日曜の朝八時」 克己がハッと眼を見開く。 「俺も毎週見てるんだぜ」 そういうと独歩は道場を出て行った。 「ハッ…」 手を顔の上に載せて、眼を塞ぐ。今はまだ天井を見たくはない。 「・・・かなわねぇなぁ」 克己の顔に少しだけ笑顔が戻った。 本日は晴天なり。(あと、おとうさん♪と呼べ) 二重の極め 完
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負けss レオナVS弾正院 鬼遊戯大会が始まる2時間前ほどから、弾正院は中庭で待機していた。何故か。相手は暗殺者、自分が勝てる見込みはほとんどないからだ。少しでも勝率を上げる為に弾正院は中庭に仕掛けを施していた。同部の後輩には透明人間*を大量に貰っているものの、その一人一人が弱いため、弾正院の盾として存在しているような物だった。* 不倫は文化部プロローグ参照 鬼遊戯大会、戦闘時間の開始10分前、レオナが中庭に到着する。しかし、そこに弾正院の姿は無い。戦闘開始時間の5分前になってやっと、弾正院は息を途切れさせながら走ってきた。にレオナが話しかける。 「暗殺者相手に時間ギリギリとは余裕だね。言っておくけど容赦なんてしないから。」 「いやー写真を現像していたらこんな時間になってしまったよ。参った参った。」 一枚の写真を手持ち鞄から取り出しレオナに見せ付ける。そこには、異常性癖を楽しむ彼女自身の姿があった。 「えっ!?いつの間に撮ったの?」 「いやー本当偶然だよね。」 「だからいつ撮ったのこれ?」 「いやー参った参った。偶然って凄い!!」 「誤魔化すなーっ!」 レオナの叫び声と前後して戦闘開始のチャイムが鳴った。 「殺す。写真も跡形も無く消す。」 レオナが弾正院の視界から飛び出すように膝のバネを思い切り使って横に跳ねる。弾正院は目で追うことも無く一言声をかける。 「それは大変だ。あの写真の入っているネガは学校の外の人に渡してある。僕が死んだら…って手紙も書いてね。」 攻撃体制に入ろうとしていたレオナは行動を躊躇し、一歩後ろに下がる。 「それならそいつも殺すだけ。」 再び攻撃体制に入る。 弾正院は鞄からファイル(男女*例外有りの仲良しフォルダー)を取り出し、中に入っているプリントをばら撒いた。 「それ拾ってくれ…あ。」 内容を一切見ていないレオナはファイル及びプリントを踏み潰した。 「そうだ。君良い体つきしてるし、さっき撮った写真もスキャンダルにしなくても一枚2k~5kで売れるよね!」 フォルダーを踏み潰された腹いせの冗談だったが、弾正院の周りで跳ね回っているレオナには少しだけ効いたようだった。レオナの足が少し止まったのに気付き、弾正院を護衛していた透明人間の一人がレオナに殴りかかる。ダメージは殆ど無いが、弾正院を念動力の使い手と思わせ、牽制することは出来た。続けて透明人間がもう一発叩き込もうとした時、写真云々に関して吹っ切れたレオナが俊敏な動きで弾正院の腹に鋭い突きを入れた。 「殺った。」 内臓を潰し、腹を貫通した感触を手のひらで味わい、標的の死を確信したが、そこには制服の腹は少し破けているが身体は無傷の弾正院が立っていた。身体に鈍い衝撃が響く。レオナは一旦距離を置いた。何が起こったか分からないが、普通に攻撃しても効かない、そう悟ったレオナは、最初に繰り返したように中庭を跳ね回った。しかしこれは先程行った攻撃体制とは違い、相手の死角に確実に入り込み、反応する時間を与えずに攻撃する算段である。高速で動き回ったレオナが最終的に移動を終えたのは、弾正院の延髄の上の辺りだった。 「今度こそっ!」 バキィッ骨が折れる音。今度は手だけでは無い。耳でも確認した。背骨、それも首の部分を折れば即死か、良くても戦闘不能に成る筈である。しかし、またしてもそこには無傷の弾正院がいた。死角にいたものの自らの聴覚を疑ったレオナはまた反撃を喰らう。もう良い、多少の反撃は気にせず、確実に攻撃を当てる。彼女はそう決めた 暗殺奥義『THANATOS-IF I CAN T BE YOURS-』を使う事に決めたのだ。この奥義は今までの動きは何だったのかと言える程の速度で決める無慈悲な手刀だ。使えば自分も隙だらけになる諸刃の剣だが、当てれば、少なくとも今の弾正院では、透明人間が盾に成っても致命傷を負うことになっただろう。しかし弾正院はここで何よりも速く動く物、即ち『光』を用いた。カメラを取り出し、レオナのいる方角に向けて、シャッターを切る。眩いフラッシュが焚かれた。レオナは目が眩み、手刀を繰り出す事が出来ずに立ち止まった。 「卑怯な手を使って楽しいか。」 暗殺者はもう一度敵の方へ突っ込んだ。フラッシュなどという手には2度と引っ掛からない策を練って。彼女は敵のカメラにに掛ける指だけに注意して、それが押されるような動きがあったら目を瞑りながら攻撃することにした。敵の攻撃は見えないから、目を凝らしても仕方が無い。見えない攻撃に威力はさほど無いので、まずは自分の攻撃を当てる事を優先したのだ。弾正院の指が微かに動く。暗殺者はそれを見逃さず、目を瞑りながら弾正院の顔があるべき所に拳を叩き込んだ。鼻の骨が折れ、顔面が陥没する手応えがある。油断してはいけない事は経験で分かっているので素早く身を引く。やはり弾正院に傷は付いていないが、ダメージを無効化するのにも限界があるのか、汗をかき、深呼吸をしているようだった。あと一撃でも当てれば勝てる、そのような確信がレオナの中にあった。弾正院も、これ以上透明人間の数が減らされれば、戦闘行為は不可能になるだろう事を自覚していた。しかし、その両手はデジタル一眼を握り、目をファインダーから離さない。弾正院にとって中庭は戦場では無く、撮影会だとでもいうのか。 またフラッシュが焚かれる。レオナは弾正院の指を警戒するようにしていたので、光が目に届くより早いタイミングで目を閉じ、敵の攻撃を予想したバックステップで、透明人間の攻撃も避けられた。次の攻撃でこの戦闘は終わる。拳を握りしめ、敵の指を警戒する。そのまま一気に距離を詰め、正面から水月を殴りつける。 一瞬意識が飛んだ。指は動かされていない。レオナが何が起きたか理解する前に服が破け、足は妙な方向に曲がった。 弾正院の手元にカメラは無い。それはレオナの足元に落ちていた。弾正院はカメラを手首のスナップで投げつけたのだ。鼻にカメラが当たり痛みで動きが止まったレオナの服を、透明人間達が総動員で破り取った。そして無理矢理靴下を脱がそうとした個体のミスで脚が折られたのだった。しかしレオナには何が起こったか分かる筈も無かった。弾正院も透明人間の行動を全て把握している訳では無いので、右足を骨折させた事には気付いていなかった。 ジー パシャリ デジタル一眼は仕掛けられたセルフタイマーで超ローアングルの写真を撮影した。透明人間の靴下要員は仲間からリンチを受けて死んだ。 デジタルカメラを拾った弾正院はレオナに背を向けた。これ以上の戦闘は不利でしか無いと分かっていたからだ。レオナはそれを追いかけ、拳を振り抜く。透明人間2人が粉砕される。少し届いた衝撃に、弾正院は二つ目のファイル(男女の仲良しフォルダーpart2)を落とした。今度こそレオナはそれを拾ったが、フォルダーの中身はレオナとは全く関係の無い人物の[ピー]撮り写真だった。しげしげとそれを眺めるレオナ。気付くとファイル内の写真全てを鑑賞していた。こうして中庭での戦闘は終了した。殺人ほど異常な写真では無かったが、レオナを興奮させる物はあった。次の試合で女子高生那自分賀好世に簡単に服を脱がされたのもその時の興奮のためと思われる。女子高生那自分賀好世もこの写真を拾い、興奮して斎藤ああああに倒され、ああああもこの写真を見て興奮、殺害されたという話もある。しかしここで話された全ては、弾正院が逃げ帰った後に広めた話なので真実なのかどうか確かめる事は出来ないのだった。 応援作品へ移動<<|メニューへ移動|>>弾正院 倫法の個別ページへ移動
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美意識 涙は美しいとされるのに、鼻水は汚いとされるのはなんでだろう? おんなじ味なのに 顔で笑っていても、いつも心には雨が降っているのよ。(ウソウソ、花粉症です)確かにそれは一理あるね。涙はべとべとしないからぬぐわれてもいいけど、鼻水はヌトーってするから絶対やだわ。さすがさやかさん。できるおんなはちがう。 -- あいこ (2006-04-10 22 11 16) 名前 コメント aikoちゃん、そんなに涙と鼻水味わったことあるの?!私が考えるに、①{理系的思考}涙は無色透明で粘性なし、鼻水はときに白濁してたり有色だったりで粘性も大きいわけで、人間は視覚的・触覚的にきれいなものと汚いものを振り分ける傾向が大きいから②{文型的思考}人間は感情の絡むもの対して、より美しさを感じるからこの2つが合わさって美意識が決まるのではないでしょうか?w-- saya (2006-04-08 18 51 40)
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救済策/新タイプ妄想/針刺(ニードル) 既存針刺技……つのでつく、つのドリル、みだれづき、ダブルニードル、ミサイルばり 既存針刺ポケ…メガヘラクロス、サンドパン(カントーの姿)、オニドリル、メガスピアー、シュバルゴ ニードルタイプ関連の新特性 ニードルタイプの新ワザ つきさす 物理) タイプ:ニードル 威力:80 命中:100 PP15 100%の確率で相手の防御を1段階下げる。 ラインビーム 特殊) タイプ:ニードル 威力:120 命中:70 PP5 線のように細い光線を発射する。 威力は高いが当てづらい。 30%の確率で相手の特防を1段階下げる。 ニードルタイプの特徴 ニードルタイプの相性 鋼タイプには無効 妄想に妄想重ねるのはアレだが新タイプのゼリーやペーパーなら柔らかくて刺せそうだから強い 炎とか水とか電気とか形のないものは刺せなさそうなので弱い 既存のポケモンで針刺タイプが追加されそうなもの かくとう/ニードル メガヘラクロス じめん/ニードル サンドパン(カントーの姿) ひこう/ニードル オニドリル むし/ニードル メガスピアー はがね/ニードル シュバルゴ 針刺以外のタイプで、針刺タイプの技をサブウェポンとして持ちそうなタイプ達 議論所
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眠い。 まだ眠い。
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・「ややえちゃんはお化けだぞ!」 第5話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第5話 バスはまるで巨大な獣に噛み切られたかのように後部を失い、その大きく開いた断面から 地獄の空を覗かせていた。 突然の惨劇、しかし嬉々とした表情のリリベルに、乗客全員が声を失っている。 「さあオマエら! 散っていった仲間たちのためにも、共に崇高な目的を達成しようでは ありまセンか!」 おおげさなジェスチャーを交えながら、もはやツアーというより何かの危険集団を髣髴と させる現状、最初の目的地が殿下の宮殿であることは幸運だった。 「おい、夜々重」 脱出の決意に目をやれば、夜々重はゲート突入時の衝撃ですっかり目を回していた。 「うーん……」 この状況の中、これがパートナーかと思うと情けない次第である。 「大丈夫か、しっかりし――」 「ハナちゃんダメ! 女の子同士でこんなことしたらっ!」 叫ばれた返事の意味を解する間もなく、俺の頬には夜々重の見事なパンチが炸裂していた。 僅かな回転をもってヒットしたそれに、一瞬意識が朦朧とする。 俺はハナちゃんではないし、健全とは言いがたいが、れっきとした男子高校生である。 「だ、だめだって言ってるにょに……」 やがてうつろな目線は中空から腕へと降り、ゆっくりと俺の目にたどり着いた。 「ハ、ハナちゃんじゃ……ない!」 「当たり前だバカ」 夜々重は頭が悪いうえにヘタレなので、頭ごなしに叱るとテンパってしまい、更なるバカ スパイラルへと陥ってしまうのだ。 一刻も早くこのバスから脱出せねばならない今、その事態だけは避けたい。 「だって……だってハナしゃんが!」 「落ち着け、ハナちゃんが変態なのは分かった。それより後ろを見てみろ」 「……え、後ろ?」 さすがの夜々重も後部座席の惨状を見てこの危機的状況を把握したらしく、珍しく深刻な 表情を見せていた。 「お前が気絶してた時、つまりゲートをくぐる時だが、閉じるゲートに間に合わず、吹き 飛んじまったらしい。そこに居た奴らがどうなったか俺にもわからん」 「それじゃまさか……そんな」 とはいえ、ゲートをくぐれば宮殿まではすぐだと聞いていたので、放心している夜々重を よそに、それほど多くない荷物をまとめにかかった。 「とにかくな、バスが止まったら即行で脱出するんだ。こんなバスでのんびりしてたら、 命がいくつあっても足りん」 「う、うん。わかった」 「それと、あのリリベルとかいう悪魔、何か変だぞ。いつの間にかお嬢様とか呼ばれてる し、やっぱりこれはただのツアーなんかじゃ――」 言いかけたその時、バスが再度強い衝撃に見舞われた。 俺たちは前座席に強く打ち付けられ、空ふかしの唸りをあげるエンジン音に目を上げると、 窓の外がうごめく黒い影で覆われていることに気が付いた。 「一体何事デスか!」 その事態はリリベルも予想していなかったようで、少し間をおいてから運転手の無感情な 声が続く。 「捕獲されました、高度が落ちています」 「何デスって!」 「――鬼です」 鬼。 その単語にぴくりと反応したリリベルから、今までの能天気な雰囲気が消え去った。 「な、何? リリベルちゃんどうしちゃったの?」 「いや……俺にも」 、 悪意に口を歪ませながらゆっくり数歩前に出ると、両指を組んで鳴らし始める。 少女然とした体躯にうっすらと黒い光を帯び、今までは愛くるしい笑顔の中にあった瞳も、 今や邪悪な炎を宿す――まさに悪魔の目と化している。 「……早速現れやがりましたネ。積年の恨み、父上の仇、晴らさせて貰うデス」 「この能力はグリモワールにも載っていません、配属されて間もない番兵かと思われます」 「ブチ殺してやるデス……」 唐突に展開され始めたドラマに眉をしかめ、しかし車窓を埋め尽くす影は徐々にその濃度 を高めていく。前に向かって車体を侵食していくそれは、まるで生き物のようにざわつく 「髪の毛」だった。 「しかし、このようなところで力を使ってしまわれては――」 「黙れファウスト! 人間の分際で私に命令するな!」 「命令ではありません、これは諫言です。ベリアル一族の恨みを晴らすならば、このよう な場所で力を開放すべきではないのです。何のために『生きた魂』をこれだけ運んできた のか、もう一度よく考えてください」 「くっ……」 その会話は、こいつら二人と地獄界との間に並々ならぬ怨恨があることを感じさせた。 「……このクソ忌々しいキューティクルヘアー、振り切れマスか」 「再度『放魂』を使用すれば必ず。ただその場合、ツアーなどを行っていては燃料がもち ません」 「任せマス。リリベルは少し休むデス」 「はい」 金属でもこすり合わせるような歯軋りを鳴らした後、リリベルはバスが丸ごと揺れるほど の蹴りを壁に放ち、諦めてガイド席に座った。 おびただしい量の髪の毛は隙間から車内へと侵入し、バスが軋みを上げる中、スピーカー から気だるそうな声が聞こえてきた。 「おいオマエら。ツアーはここで中止デス。このバスはもうどこにも止まりまセン」 車外で鉄の扉が開くような、聞き覚えのある音。 あの急加速に巻き込まれたら宮殿から離れたあげく、恐らく二度とここへ戻ってはこれない だろう。 「我が一族、復讐の糧となるがいいデス……」 乱暴な破裂音がスピーカーを揺らす。 壁際で粉々になったマイクはぱらぱらと床に落ち、その短かかった使命を終えた。 「夜々重、行くぞ」 「え? 行くって……どこへ?」 さすがの俺にも焦りがあった。どれもこれも一つずつ理解している状況じゃない。 ただ一つ確実に分かるのは、これ以上こいつらに関わってはいけないということだ。 「いいから、急げ!」 「はうあっ!」 夜々重の手を掴み、中央路へと引きずり出す。 幸い半壊している後部は穴が大きく、うごめく髪の毛もいくつかの束になってはいたが、 人ひとりが通れるくらいの隙間はある。 「キサマら、何してるデスか……」 重く太い声が、背中越しに腹に響き、一瞬だけ俺の足を止めた。 「悪いが俺たちは殿下様に用があるもんでね、ここで途中下車させて貰う」 「逃げられるぐらいなら、今ここで喰ってやる!」 背後に大勢の悲鳴が聞こえた、しかしそれを確認している暇もない。 「お嬢様、間に合いません。加速します」 恐怖で硬直している夜々重を抱き上げ、今は存在しているかも怪しい足に懇親の力を込め、 バスの外へ飛び出した――。 卍 卍 卍 どれくらいかしてふと振り返ると、そこにバスの姿はなく、何か半透明の軌跡だけが遥か 彼方に向かって伸びていた。 その軌跡になびくように、霞む眼下から伸びる黒く巨大な塊が静かに形を崩している。 バスを襲った髪の毛だろう、それもやがて地面へ吸い込まれるように消えていった。 「……夜々重、もう大丈夫だぞ」 返事はなかったが、恐怖への震えと漏れ聞こえる嗚咽だけが、その無事を伝えていた。 空中に浮かんだまま深く息を吐き、改めて周りを見渡す。 地獄というのは小さい頃に本で見たものとそれほど違いはないようで、見渡す限りの暗い 雲の隙間から赤い空が覗き、地面は霞んでよく見えないが、ぼんやりとした茶色で 占められているところを見ると、一面岩場で覆われているらしい。 そんな光景にしばし目を奪われていると、ようやく小さな声が耳元で聞こえた。 「ごめんね……私、怖くて」 あのとき俺を突き動かしていたのも勇気などと呼べる立派なものではなく、ただ単に恐怖 からの逃避、簡単に言えば「怖いから逃げた」という子供じみたものでしかない。 このバカが怖かったように、俺も怖かったのだ。 「いやな、正直俺も怖かったんだ」 ここまできてようやく、俺と夜々重は一つの感情を共有することができたのかもしれない。 強張っていた身体から力を抜く夜々重が、今はほんの少しだけ愛おしく見えた。 「……もう少しだけこのままでいてもいい?」 「ああ、落ち着いたらハナちゃんの話でも聞かせてくれ」 卍 卍 卍 緊張からの開放は必要以上の油断をもたらし、束の間の安堵はいつからか自嘲へと変わる。 「――そりゃ、まあそうくるだろうな」 「え、何か言った?」 自分の足に巻きつく黒い髪の毛に気付いたのは、少ししてからのことだった。 上へ ややえちゃんはお化けだぞ! 第4話 ややえちゃんはお化けだぞ! 第6話
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ミスドの話をしていた時、けっこうな頻度で食べるらしいのでなんでと聞いたところ 突然しばが言った明言。 ただ、人間の本能を単純に言い表したすばらしい言葉であることだけは確か。 スノボー行って食べまくったのは、まさにこの言葉が原因。 ちなみに全く後悔はしていない。感謝である。 現在では「食べたいときにはたべた~い」といわれる。